運輸業を行う企業として、交通遺児への奨学基金を設立しました。
交通事故のない社会を願っています。
平成2年10月17日 朝日新聞

平成2年10月17日 朝日新聞

交通遺児育英
運送会社が「基金」
秋田 高校生の進学を援助

交通事故で一家の支柱を失い、経済的に高校進学が難しい子どもたちのために役立てようと、秋田市の運送会社が16日、交通遺児育英基金を創設した。
基金を積み立てたのは秋田市寺内の日の出運輸企業(嶋田康子社長)。車を使った事業を行っていることから、交通遺児のための基金創設を検討し、会社の創立20年に合わせて具体化したという。
基金はとりあえず2千万円。
運用益で1人につき入学準備金5万円。卒業するまで月々2万円の奨学金を支給する。
今年は2人に対する支給が決定しており、来年4月の入学予定者と在学中の生徒を対象に募集、運営委員会をつくって選考する。
会社では、今後総額で1億円の基金に拡大したい。としている。
また、今回の基金に対して、県教委は公益性が高い基金に税制上の優遇措置を与える「認定特定公益信託」と認めた。
昨年新たにできた制度で基金を受託した東洋信託秋田支店によると県内では最初の運用になるという。